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【FTA解説あり!】TTP泥沼化以上に「漂流」との表現も!?アメリカ抜きのTPPはどうなる!?



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FTAとは自由貿易協定です(Free Trade Agreement)。

これは2カ国以上の国・地域が関税や輸入割当などの貿易制限的な措置を一定期間内に撤廃・削減する協定です。

日本は現在、複数のFTA協定について作業中です。

実は、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)もその1つなんです。

 

 

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FTAのメリット、デメリット

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(画像出典:businesskorea.co.kr)

 

自由貿易協定は、単に経済的メリットだけでなく、政治的な思惑が深く絡んでいます。

 

経済的メリット

  • 自由貿易促進によるスケールメリットの実現
  • 協定国間の投資拡大効果
  • 国内経済活性化や効率的な産業の再配置
  • 生産性向上 などなど

政治的メリット

  • 協定国間の地域紛争軽減
  • 政治的軋轢の軽減
  • 信頼関係の深耕
  • 貿易や労働問題を協定地域間で対応が可能 などなど

デメリット

  • 自国に生産や開発の優位性がない場合は、産業や生産拠点が海外に移転してしまう
  • 自国の特定産業分野の衰退を招く
  • 自国民が期待を下回る低品質の商品が市場を席巻する などなど

 

FTAは不自由貿易!?

 

そもそも、FTAは自由貿易とは言えないという意見もあります。

 

ノーベル経済学賞受賞者、ジョセフ・E・スティグリッツ氏はこう述べています。

自由貿易協定は『自由』な貿易協定ではない。実際の貿易協定の批准書は何百ページもある。そんな協定は『自由』貿易協定ではなく、『管理』貿易協定である。こうした貿易協定は、ある特定の利益団体が恩恵を受けるために発効されるものであり、特定の団体の利益になるように『管理』されているのが普通である。(中略)産業界の中でも特別なグループの利益、とりわけ政治的に重要なグループの利益を代弁している。また、二国間の貿易協定が発展途上国に多大な犠牲を払わせている。

(以上、Wikipediaより転載)

 

規制撤廃という名の下に、FTAが天下の宝刀のように語られていますが、いろいろ問題を孕んでいるようです。

 

そういうFTAの一環であるTPP。

 

今回、次期アメリカ大統領になるドナルド・トランプ氏が、就任早々にTPP破棄を明言したので、TPPを推進してきた日本はじめ、TPPに加盟している各国は、ハシゴをはずされてしまいました。

 

TPPは漂流をするか!?

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(画像出典:newsweekjapan.jp)

 

トランプ氏率いるアメリカは、2国間協定を軸に貿易を組み直します。

バリバリに保護貿易に転換します(?)。

当然、日本にもアメリカ有利に2国間協定を無理強いしてくるでしょう。

 

一方、日本が加盟するTPPは、アメリカが抜けることにより、規模は半減します。

TPPの主要各国にもアメリカは2国間協定で闘いを臨むでしょうから、トータルで見て、かなりややこしい状況を各国は抱えることになります。

 

日本も...ですね。

 

アメリカとの2国間協定では、国のパワーバランスから、アメリカが有利なことが多いかもしれません。

 

もし、アメリカが本当にTPPから抜けた場合、アメリカが行う2国間協定戦略の対抗となり得るのかどうかです。

 

しかし、アメリカが抜けると根本的な部分からTPPを練り直さなければならないでしょう。

 

すると、TPPとして実効も遅れ、効果が出るのもまだまだ先になります。

 

アメリカの2国間協定の対抗になり得るわけもないのです。

 

北海道新聞の11月11日の社説にこんな表現があります。

  • TPPは加盟12カ国のうち国内総生産(GDP)総額の85%以上で、かつ6カ国以上の手続きが終わらなければ発効しない。
  • GDP総額の6割を占めるアメリカなしに発効はあり得ず、「漂流する」可能性が高まっている。

 

つまり...TPPは漂流するというわけです(>_<)

 

まとめ

 

日本国内では、民進党を含め、「それみたことか」とTPP推進をしてきた安倍政権を指弾するでしょう。

 

しかし、こういうときこそ、反対ではなく、この機会をどう活かせばいいのかという視点が大切です。

 

金スマなどで見る「民衆の気持ちが全くわからない」蓮舫率いる民進党では、そういう観点では少しも役に立たないことが想定されます。

 

今こそ一致で日本の将来を考えるべきときなのですが、単に反対することしか知らない野党がネックになりそうで、心配です(>_<) 

※冒頭の画像出典:heraid.co.zw

 

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