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【いなげや過労死再び】残業記録は嘘だらけ〜40代男性労災認定〜業界慣習か!?

経済 経済-その他


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首都圏で店舗展開する食品スーパー「いなげや」で、過労死の労災認定がありました。

残業記録は嘘だらけ...という実態が見えてきました。

「いなげや」は過去にも労災認定があったにも関わらず...です(>_<)

 

 

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「いなげや」過労死認定の次第...

 

「いなげや」の志木柏町店(埼玉県志木市)に勤務していた男性A氏〜当時42歳〜の死亡をさいたま労働基準監督署が過労死として認定しました。

 

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A氏は1995年に正社員となり、2011年11月からは志木柏町店で勤務。

職位は「チーフ」で、一般食品の発注や在庫管理の部門責任者として働いていました。

いわゆる管理職ではありませんでした。

 

A氏は2014年5月25日に勤務中ろれつが回らなくなり救急搬送され入院。

その後、6月2日に仕事復帰します。

そして、6月5日、8時14分から19時11分まで勤務し、店を出た直後に駐車場で倒れ、客に発見されました。

雨中、大きないびきをかきながらけいれんしており、呼びかけにも応じない状態でした。

A氏は翌6日「血栓が体中に回っていて意識は戻らない」と診断され、6月21日に脳血栓で死亡しました。

 

タイムカードと実労働時間が違う!?

 

多くの小売業同様に「いなげや」の勤務記録は電子式のタイムカードに記録されます。

仕事はじめに「出勤」を記録し、仕事をおえて「退勤」を記録します。

このタイムカード時間が正式な勤務時間として記録されていくのです。

タイムカードによるとA氏の残業時間は、「月76時間」でした。

これは残業上限の「月80時間」を下回っているのですが、それでも今回、A氏の死亡は過労死と認定されたのです。

なぜか...。

それは、「タイムカードと実労働時間が違う」ことが明らかになったからです。

そして、A氏だけでなく「サービス残業の実態が横行しており、残業記録は嘘だらけだった」という疑いが高くなったのです。

これをもって、「いなげや」がサービス残業を会社あげてやっていたかどうかは定かではありませんが、サービス残業の実態を放置していたことは確かなようです。

 

具体的な事実

 

A氏が発症する前の5月19日。

A氏のタイムカードは「7時40分〜18時30分」となっていました。

しかし、A氏は23時13分まで仕事をしていたことが明らかになったのです。

それは、閉店作業記録が証拠となりました。

どういうことかというと、食品スーパーなどのチェーンストアは、セキュリティ会社と契約しており、最終の勤務者が店舗施錠をするとセキュリティ会社に記録が残ります。

その時点で不審者が店内に残って入れば、それは機械的に感知されてセキュリティ会社が現場急行します。

そして、この施錠作業ですが、たいてい、店舗のほうでは誰がその店舗施錠作業をやったのかという記録を残します。

このセキュリティ会社と店舗に残る2つのセキュリティ記録が「A氏は23時13分まで仕事をしていた」という言い逃れが出来ない事実を証明したのです。

 

このことから、「いなげや」の店舗では、恒常的に「残業時間を正しく記録していない」という疑いも強くなったのです。

 

国の働き方改革に乗り遅れているチェーンストア

 

店舗で働く人数が多い「いなげや」などのチェーンストアでは、まだまだたくさんの異常な働き方があります。

実は店舗だけではないのです。

食品スーパーの本部ビルを観察すると不夜城のように明かりついているところがある...かもしれません。

店舗社員たちの過酷な労働放置している会社ですから、本部の社員たちも過酷な労働状況なのです。

もちろん...タイムカードを記録したあとに、しっかり勤務を続けています。

以上は、あるところからの情報です(>_<)

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話を戻して...

「いなげや」の過労死認定は、「いなげや」だけのリスクではないかもしれません。

そして、そういう実態が改善されないのは、労働組合がその責任を果たしていないということも一因があるのでは...。

「いなげや」は過去2008年にも過労死認定をされています。

つまり、2008年の過労死認定から、会社としての改善行為が不十分だったことが、今回の再びの過労死認定につながったのです。

そこには、社員たち(組合員)を守るべき組合も十分に機能していなかったということになります。

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結果、労働基準監督署が本気で食品スーパー各社を調べれば...激震が走るほども問題が出てくる...かもです。

 

まとめ

 

「いなげや」の過労死認定は、「いなげや」だけではない...これが実態なのですが、そういう視点での報道は皆無です。

某週刊誌で、衣料系某企業の勤務実態などが暴露されましたが、ああいうことが小売業界では横行していると思って間違いない...かもです。

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こういうときこそ、小売業・流通業で働く者がきちんと実態を示す声をあげるチャンスなのです。

会社に任せていては、組合に任せていては、そして、労働基準監督署の通常の調査に任せていては状況は何も変わらないということを、今回の「いなげや」の過労死認定は示している...そう思いませんか?

※冒頭の画像出典:ウィキペディア