未来の足跡♪

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「ユニーとドンキ資本提携」正しくは「ユニー、ドンキの軍門に降る」です



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「ユニーとドンキが資本提携」というニュースが飛び交っていますが、これではニュアンスがちと「違う」と思います。

正しくは「総合スーパーのユニー、ドンキの軍門に降る」です。

落日の総合スーパー「ユニー、お前もか」です(>_<)

 

 

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ドンキがユニーを喰う!?

 

今回のニュース、ニュアンス的には「ドンキがユニーを喰う」です。

 

総合スーパーを母体とする「ユニー・ファミリーマートホールディングス」は、総合スーパー「ユニー」の立て直しが出来ず、今、小売業業界で飛ぶ鳥落とす勢いのドンキホーテの軍門に降ったのです。

 

今回の資本提携のポイントは...

 

  • ドンキホーテがユニーの株式40%を取得(ドンキがユニーの筆頭株主、ユニーはドンキの関連会社となるわけです)。
  • ユニーの(不採算な)一部店舗や閉鎖店舗にドンキ出店。
  • ドンキの一部店舗にファミマ出典。
  • ドンキからユニーへ役員派遣。
  • 商品の共同開発やポイントサービス共通化を検討。

 

これって、どーみても、ドンキがユニーを喰ったという状況です。

 

総合スーパーの斜陽は停まらない!

 

かつてのダイエーが、当時小売業トップであった某百貨店の売上高を抜き、小売業売上高日本一になってから、10年くらいは、総合スーパーの時代を謳歌しました。

 

しかし、1990年代から各社変調をきたし、2000年代に突入すると、総合スーパー各社の斜陽が明らかに。

 

その傾き加減は、頑張れば元に戻るというものではなかったのです。

次々崩れ去る日本の総合スーパー。

ダイエー、西友、イトーヨーカドー...みんなダメになっていきました。

身売り、解体、上場廃止...。

その事後処理はいろいろ違いはありましたが、どれも共通しているのは「すでに総合スーパーは終わった」ということです。

 

「総合スーパーが稼げる業態であったのは今は昔」、現在では総合スーパーを抱える企業群は、そのあまりのお荷物さ加減に、青息吐息状態なのです。

 

できれば「いますぐにでも手放したい!」それが総合スーパーを抱える企業群の本音なのです。

 

そして、ユニーも同じだったのです...。

 

消費者の成長が総合スーパーの斜陽を生む!?

 

戦後間もない時期は物資不足で、何でもステキなものがたくさんあるということで百貨店に人気が集中しました。

 

しかし、百貨店は百貨店法に守られ(?)、おいそれと出店が出来ない。

そんななか、自縄自縛状態で成長頭打ちの百貨店の間隙を縫って成長したのが、「百貨店もどき」で人気を博した総合スーパーだったのです。

 

百貨店法で百貨店が出店できない全国各地に出店しまくったのです。

「まるで百貨店のような【なんでもある】お店が我が町に来た」とどこでも大人気で、それが総合スーパーの成長を促進しました。

総合スーパー群が雨後の竹の子のように出現してきたことだけ見ても、そのニーズがものすごいものがあったのです。

 

そして、消費者は総合スーパーで買い物体験を重ね、少しずつ賢くなっていくのです。

 

総合スーパーは「イケイケどんどん」で鼻息の荒い時期に見直すチャンスもあったのでしょう。

しかし、手放しで我が世の春を満喫していただけ。

 

気がついてみれば、消費者から総スカンです。

 

消費体験を重ねてきた消費者にとって、「なんでもある」は「なんにもない」と同じことになってしまったのです。

 

そうして、総合スーパーは専門店にとって変わるのです。

総合スーパーの斜陽は急激に進みます。

 

総合スーパーの身売り、解体、上場廃止...。

 

これらの流れは消費者の生活体験、消費体験から当然の帰結だったのかもしれません。

 

ということは、今は我が世の春のドンキですが、いずれそれにとって変わる小売業が出てくることは、間違いないのかもしれません。

 

セブンとファミマ

 

セブンイレブンは、もともと親会社だった総合スーパー「イトーヨーカドー」をグループに抱え苦しんでいます。

 

イトーヨーカドーとセブンイレブンの親子の威厳が逆転して久しいですが、セブンイレブンはイトーヨーカドーのダメさ加減をなんともできずに、結局、イトーヨーカドーを上場廃止にします。

 

ホントなら手放ししちゃいたいのでしょうけれど、それもできず...。

 

一方、西友の子会社だったファミリーマートは、その業績の良さから西友を離れ、いろいろあったあげく、総合スーパー、ユニーの建て直しに手を貸します。

 

でも、それが間違いだった...。

総合スーパーのユニーは末期状態(?)。

で、いかんともしがたくなり、今回、ドンキの軍門に降るということになった...のかもです。

 

_/_/

 

小売業で今、力があり勢いがある(だんだんと斜陽になりつつありますが...)のがコンビニです。

 

でも、そのコンビニの雄、セブンイレブンとファミマが総合スーパーで苦しんでいるのです。

 

まとめ

 

ドンキは今回、総合スーパーを喰ったという形になりますが、グループ内に超斜陽産業を抱えてしまうことが、将来のドンキの痛手になるのでは...そういう心配もあります。

 

どんな小売業態も、いずれその消費期限が来るのです。

そのとき、企業は変わらなければならないのですが、ガタイが大きければ大きいほど、変わることが難しい。

 

それが総合スーパーですね。

 

総合スーパーを喰った、飲み込んだドンキ、それが吉と出るか凶と出るか...。

 

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(画像出典:福岡県地元人の地域・日常情報ブログ)